自作の紙芝居舞台を作成しました
おはなし会で紙芝居をやる時、みなさんは紙芝居の舞台を使いますか?
私は出来るだけ紙芝居舞台を使って、やりたいと考えています。
理由は、舞台があればこその紙芝居だと思うからです。
絵本は通常、片手で本を持ち、片手でページを繰りながら絵をじっくり見せながら文章を読んでいきます。
読み終わったあとも、背表紙、表表紙、見せて終了します。
紙芝居は同じように一枚ずつ絵を見せていくだけなら、絵本との違いは何でしょう?
絵ももちろん魅力的なほうがいいです。でもそれは、綺麗だとか、凝っているとかではありません。
ダイナミックに描かれた作品とか、シンプルに描かれた作品に惹かれるという意味でです。
紙芝居では、隅々まで絵を見せることは少ないと思います。
「まんまるまんま たんたかたん」のように一気に読み終わった後に、お楽しみ程度に「本物のまんまるはどれだ?」と、ゲームをすることはあっても、紙芝居の途中で本物探しをしていては、面白さが半減してしまいます。
ともかく、紙芝居は
"紙 芝居"
だと思うわけです。
両手がふさがった状態で、言葉だけで芝居をする技量は私にはありません。
というわけで、舞台を使うわけですが、市販の物で私の満足できる製品が見つからないので、自作しました。
正面
左面
右面
背面(スーツ・ケースみたいでしょ!)
背面扉・開時
右側面・背面扉・開時
扉が開けるようにスタンバイ
これだけでも使用出来るのですが、ここからがこだわりです。
基台上面
基台下面
傾斜材
折りたたみ式・コンテナ
コンテナ組立
傾斜材セット
基台セット
舞台設置
黒布使用
テーブルに直接設置する場合
前傾させているのは、手前に座っている子供に見えやすいようにです。
ところで、
前面の扉の前にあるのは何?
と思った方もおられるでしょう。
DIYセンターで購入した、ミニ蛍光灯です。
これを使用すると、見える距離が2倍伸びるらしいです。
視線も舞台に集中します。
未点灯時
点灯時
前傾しても扉が閉じないようにストッパーを設けています。
解除時
背面扉は抜いた紙芝居を立て掛けるためです。舞台の背面をのぞき込まずに実演できます。
正面扉を開いた状態で始めるので、幕紙を使用します。
幕紙は、おはなしの雰囲気に応じて交換します。
以上、オリジナルの紙芝居舞台でした。
欠点は、設置および撤収するのに手間取ることです。
小学校や保育所等、部屋から部屋に移動する事がある場合は不向きです。
市販品を購入するのと同等の費用を必要としました。
参考に出来る部分はしてください。
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